遠江・見付のまちの歴史と文化

佐口行正氏所蔵史料コレクション

紙片が伝える、
見付のまちの記憶。

見付の旧家・佐口行正氏が大切に守り伝えてきた、引札・浮世絵・古地図・絵葉書・屋台祭礼写真など約三百三十六点の史料。明治・大正・昭和の見付の暮らしと商いが、一枚ずつの紙片に色あざやかに残されている。

本コレクションはすべて佐口行正氏の所蔵であり、佐口行正氏のご厚意・ご許可を得て公開しています。無断転載・二次利用を禁じます。

浮世絵 美人東海道 見附駅 英泉
引札 内山栄吉
中川町 屋台彫刻
引札 川島幸三郎
史料本編

史料本編を読む

引札・浮世絵・古地図・鉄道案内など、約200点の史料を解説とともに一点ずつ。

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目録

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引札・絵葉書・屋台祭礼写真ほか約336点を、種別やグループで分類・検索できる目録。

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旧見付学校と淡海國玉神社
旧見付学校(手前)と淡海國玉神社の鳥居 ── 見付のまちのシンボル

このサイトについてABOUT

磐田物語は、静岡県磐田市に積み重ねられてきた歴史と文化を、一市民の視点で掘り起こし、書き留めていく場である。遠江国の国府が置かれ、東海道・見付宿として栄えたこの地には、古代の遺跡から宿場の面影、祭りや暮らしの記憶まで、語り継ぐべきものが数多く眠っている。

その中心に据えているのが、見付の旧家・佐口行正氏が守り伝えてきた史料コレクションである。郷土の史料と現地の風景をたどりながら、足もとの歴史を見つめ直し、次の世代へと手渡していくための覚え書きとして綴っていく。

はじめに ──このサイトを始めた理由 / 磐田タイムトラベル地図で旅する

ANCIENT IWATA

古代の磐田 ── 国府・国分寺・古墳

奈良時代、磐田は遠江国の中心だった。国府と国分寺が置かれ、台地には王たちの古墳が築かれた。まちの始まりの記憶をたどる。

遠江国府

遠江国府と古代の磐田

国府が置かれ、約66メートルの七重塔がそびえた古代磐田の姿を史跡からたどる。

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特別史跡

遠江国分寺跡と、古代磐田のはじまり

七重塔と金堂を備えた奈良時代の特別史跡。古代寺院の跡をたどる。

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古墳

古墳から見る磐田

なぜ磐田に古墳が多いのか。台地と川がつくった、王たちの土地を考える。

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前方後円墳

銚子塚古墳と、遠江を治めた王の眠り

全長約110メートル、県内第3位。4世紀の遠江を治めた豪族の墓。

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遺跡

御殿・二之宮遺跡と、二つの時代が眠る原

古代の国府候補地にして、徳川家康が築いた中泉御殿の跡。

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TOKAIDO & ROADS

東海道・宿場・街道

東海道五十三次の見付宿を中心に、姫街道・池田の渡し・掛塚湊、そして街道を舞台にした合戦まで。人と物が行き交った道の記憶。

見付宿

東海道・見付宿の面影

中世から栄えた東海道屈指の宿場町。今に残る面影を旧東海道にたどる。

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宿場

見付宿と、東海道のにぎわいの記憶

本陣2・脇本陣1・旅籠56。東海道二十八番目の宿のにぎわい。

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脇街道

姫街道と、見付から分かれるもう一つの道

関所と今切の渡しを避けた人々が歩いた本坂通を、起点・見付からたどる。

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渡し

池田の渡し ── 天竜川をわたる東海道

東海道の難所・天竜川の渡船。中世の池田荘から明治の架橋まで。

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湊町

掛塚湊と、遠州の小江戸とよばれたまち

天竜川河口に栄えた廻船の湊。材木を江戸へ運んだ繁栄の記憶。

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代官所

中泉代官所と、徳川の天領を治めたまち

家康の中泉御殿と天領の代官所。名代官・林鶴梁や前島密の足跡。

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合戦

一言坂の戦いと、本多忠勝の殿(しんがり)

武田信玄の大軍を相手にした退き戦と「家康に過ぎたるもの」の落首。

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SHRINES & TEMPLES

社寺と信仰

国府の守り神から伊勢の御厨、国総社まで。まちの暮らしに根づいた信仰と、その由緒・祭礼をたどる。

見付天神

見付天神と、霊犬悉平太郎のものがたり

矢奈比賣神社。霊犬悉平太郎の伝説と、見付宿の鎮守として続く信仰。

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国総社

淡海國玉神社と、遠江の神々が集うまち

国司が国じゅうの神を一度に拝した遠江国の総社。旧見付学校の隣に建つ。

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国府の守り神

府八幡宮と、国府のまちの守り神

奈良時代に勧請された古社。寛永の楼門は静岡県指定文化財。

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遠州のお伊勢さま

鎌田神明宮 ── 遠州のお伊勢さま

伊勢神宮領「鎌田御厨」の総鎮守。20年ごとの式年遷宮を伝える。

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天然記念物

行興寺と熊野(ゆや)の長藤

国指定天然記念物・推定樹齢約850年の藤。熊野御前と能『熊野』の舞台。

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HADAKA MATSURI | 特集

見付天神裸祭【特集】

漆黒の闇に渡る国指定重要無形民俗文化財。その全体像を、起源・神事・伝説・継承の四つの視点から、史実と伝承を分けて学術的にまとめた特集。

特集トップ

見付天神裸祭 ── 闇に渡る、遠江総社への神事

約8日間の祓いと清め、鬼踊り、闇の渡御。全体像をまとめた決定版資料。

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起源

起源をめぐる三つの説 ── 歓喜・人身御供・反閇

勧請への歓喜説、悉平太郎説、谷部真吾の反閇説。起源の謎を検証する。

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神事

神事の構造と日程 ── 八日間の祓いと、闇の渡御

祭事始から堂入り・鬼踊り・闇の神輿渡御まで。四つの梯団と祭組を解説。

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伝説

悉平太郎伝説の考察 ── 早太郎との異同と猿神退治の系譜

光前寺の早太郎との異同、猿神退治譚の類型、表記の歴史的変遷を整理。

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継承

無形文化財としての継承 ── 受け継がれる祭りの現在

2000年の国指定、コロナ禍の縮小と再開、担い手不足という現代の課題。

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エッセイ

祭りと暮らしの記憶

天下の奇祭をめぐり、まちに受け継がれてきた祭りと暮らしの記憶をたどる。

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MODERN TOWN

まちの近代と学び

学びのまち磐田を象徴する建物と、世界を見た人がこのまちに残した記憶。

擬洋風建築

旧見付学校と、学びのまち磐田

現存最古の木造擬洋風小学校校舎「見付の五階」。学びのまちの記憶。

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赤レンガ

旧赤松家と、海をわたった見付の人

咸臨丸で渡米し近代日本の造船を築いた赤松則良の邸宅跡。

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PLACE NAMES & DIALECT

地名とことば

国・街道・信仰が名づけたまちの地名と、遠州のことば。辞典と変換ツールで、土地のことばに触れる。

地名

磐田の地名をたどる ── 国・街道・信仰が名づけたまち

見付・国府台・中泉・二之宮・鎌田。地名の由来を三つの流れからたどる。

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辞典

遠州弁辞典

磐田・中遠の遠州弁を、意味・用例つきで検索。語尾や文法の特徴もまとめた。

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ツール

標準語⇄遠州弁 変換

標準語を遠州弁に変換。ふつう/ガチの2モードで言い回しを試せる。

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CULTURAL PROPERTIES

文化財を読む ── 資料とデータ

磐田の文化財を、観光名所としてではなく「地域の記憶を読み解く手がかり」として整理する。一覧・データ・研究ノートの入口。

入口

磐田の文化財と地域の記憶

古墳・国分寺跡・旧街道・寺社・祭礼・学校から土地の歴史をたどる文化財群の入口。

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一覧

磐田市の指定文化財一覧

国・県・市・登録・無形民俗を横断検索。区分・時代・種別・キーワードで絞り込み。

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国指定

磐田市の国指定文化財

遠江国分寺跡、銚子塚古墳、旧見付学校、見付天神裸祭ほか8件を読み解く。

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埋蔵文化財

土地と遺跡を調べる ── 埋蔵文化財と磐田

土地を売る・買う・建てるとき、なぜ遺跡の確認が必要か。やさしく解説。

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資料集

磐田の文化財を深く読む資料集

いわた文化財だより、旧赤松家だより、文書館だよりなど、一次資料への入口。

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研究ノート

磐田文化財研究ノート

古いはがきの場所の特定、旧道との比較など、調査途中のメモを蓄積する場。

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SERIES

連載:見付古地図散歩

明治四十二年一月に調査された『見付町戸別明細圖』を一枚ずつ読み解きながら、見付という町に積み重なってきた土地と暮らしの記憶をたどる連載です。全五回。